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TTPの診療に関わる
医療従事者の紹介

専門性の異なる複数の医療従事者がTTP治療を支えます

TTPの治療は通常、血液専門医が中心となって、多職種の医療従事者からなる医療チームで患者さんを支えます。TTPは脳、心臓、腎臓、腸管などの臓器にも障害が起こりうるため、血液専門医のほかに、障害が起きた臓器の専門医が診療に加わることがあります。
TTPの症状や重症度、治療のニーズは個々の患者さんによって異なるため、医療チームのメンバーは患者さんによって以下に挙げたものと異なる部分もあります。
退院後には、入院中とは異なる医師や看護師が回復と経過を見守る場合があります。医療チームのメンバーが変わっても、TTP患者さんの健康を守るという目的に変わりはありません。

入院中のTTP治療の
医療チーム

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血液専門医イメージアイコン

血液専門医

血液性腫瘍を含む、血液疾患を専門とする医師です。

TTP治療での役割

入院中の患者さんの主治医としてTTPの治療計画を作成し、治療を管理します。

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腎臓専門医

腎臓に関係する病気を専門とする医師です。

TTP治療での役割

病院によっては、腎臓専門医が主治医として血漿交換(けっしょうこうかん)などのTTP治療を管理します。多くの場合、血液専門医と協力して治療計画を作成します。

輸血部の医師イメージアイコン

輸血部の医師

輸血部の医師は、血液の保存管理と輸血療法を専門とする医師です。輸血部に所属する血液専門医もいます。

TTP治療での役割

輸血部の医師は、主治医の血液専門医や腎臓専門医と協力し、症状の原因を究明してTTP診断を助けます。輸血部の医師が主治医となる場合もあります。

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看護師

入院中から退院時まで治療をサポートします。

退院後のTTP治療の
医療チーム

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血液専門医イメージアイコン

血液専門医

血液専門医は、退院後もTTP患者さんの経過観察を続けます。
退院後は、医療チームが推奨する頻度で血液専門医を受診してください。

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かかりつけ医

かかりつけ医が、TTPの回復を定期的に確認したり、再発の徴候がないか経過観察したりすることがあります。

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看護師

看護師は、退院後も専門医やかかりつけ医とともにTTP治療を支えます。

TTP再発の徴候に注意することが大切です

TTPの症状

退院後の経過について知る

TTPと付き合っていく

MAT-JP-2201210-2.0-12/2023 最終更新日:2023年12⽉20⽇