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患者さん体験談

後天性TTP患者さん体験談動画

青あざで始まった体の不調。緊急入院するも診断に時間がかかった。

かつてTTPは、古典的5徴候と呼ばれる、血小板減少、溶血性貧血、腎機能障害、発熱、精神神経症状によって診断されていました。しかし多くの場合、5徴候がすべてあらわれるのはTTPが進行した時期になってから。発症したばかりの早期の患者さんでは、5徴候が揃わないことで診断が遅れてしまう原因となっていました。
現在では、血小板減少と溶血性貧血、ADAMTS13 活性の低下によってTTPが診断されるようになりましたが、ADAMTS13 の血液検査結果が得られるまでに数日かかることが課題とされています。

Aさんの場合も、 5徴候は揃わず、ADAMTS13の結果で診断されるまでにかかりつけ医受診から1週間ほどかかりました。治療開始後には、なかなか効果がみられず不安な入院生活を過ごしましたが、今では寛解の状態となり、スポーツジムで運動したり好きなバドミントンに汗を流すなどAさんらしい暮らしを送っています。

女性60代 Aさんのこれまでのあゆみ

女性60代 Aさんのこれまでのあゆみイメージイラスト

紹介した患者さんのあゆみは治療経過の一例です。全ての患者さんが同様な経過を示すわけではありません。

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MAT-JP-2201210-2.0-12/2023 最終更新日:2023年12⽉20⽇