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- 入院中の治療の流れ
入院中の治療の流れ
後天性血栓性血小板減少性紫斑病(後天性TTP)の治療
後天性TTP治療の3大目標1)
1
血栓の形成を防ぐ
2
ADAMTS13の補充
3
免疫系による
ADAMTS13攻撃の阻止
後天性TTPは3つの大きな目標にそって治療計画が立てられます。病院での治療が始まると、ほとんどの患者さんは数日ほどで体調が改善しはじめます。医療チームと治療選択肢について話し合いながら、血小板数ができるだけ正常値に戻るように治療を行っていきます。
退院後に体調が良くなっていても、医師が推奨する後天性TTP治療は継続するようにしましょう。完全な回復のためには治療を完了することが重要です。治療で気になることがあるときは医師や看護師、薬剤師に相談し、自己判断による治療の中止や変更は控えることが大切です。
TTP再発の徴候に注意することが大切です
- 文献
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- 1) 厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患政策研究事業)「血液凝固異常症等に関する研究」 班 TTP グループ. 血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)診療ガイド 2020.
MAT-JP-2201210-3.0-01/2025 最終更新日:2025年1月22日